「映像翻訳」という言葉を知っていますか。何となく、どんなものなのか、想像はつくと思います。そう、洋画の字幕をつけたり吹き替え用の原稿を作ったりすることです。海外のドキュメンタリー番組のインタビューなどで英語の声も後ろで残しつつ、吹き替えの日本語が上にかぶさってくる、というのもありますね。これはボイスオーバーというのですがこれももちろん、映像翻訳の仕事です。
最近、この映像翻訳の仕事が注目を集めています。
それは、インターネットの発達でテレビドラマや映画のみならず、ニュースやドキュメンタリー番組、バラエティ番組など様々な種類の海外映像が私たち日本人の目に触れる機会が多くなったからだと考えられます。そう考えると、この仕事はただ言葉を翻訳するだけではなく、海外の多様な文化を日本中に伝える仕事であるといえます。